徘徊の調べ

雑多な文章を書きます。セレッソサポであり、スパーズサポでもあります。

セレッソ大阪2018シーズン各選手レビュー

 

2018シーズンのセレッソ大阪所属42名各選手レビューです。

 

先に断っておきますが、個人の偏見、情報の間違いがないとは言えないので、その時はごめんなさい。

 

 

 

1 GK 永石 拓海 

大学No. 1 GKがセレッソに加入。昨季から2種登録で一応名は連ねてたけど。タイキャンプで同部屋の丹野は大先輩だがライバル。寝てる間に顔に落書きとかしてもいいと思う。

 

2 DF 松田 陸 
昨季序盤は途中交代させられるシーンが多かったが、シーズン終盤にかけてはフル出場も目立った。彼のオーバーラップからの攻撃参加はセレッソのストロングポイントであり、その右足はアジアの舞台でも相手の脅威となるだろう。守備面でも着実に成長している。水沼の陰に隠れているが、実は古巣絶対殺すマンで、FC東京戦は、ホーム・アウェー共に得点を決めている。

 

3 DF 茂庭 照幸 
セレッソの精神的支柱、モニさん。愛されるおじさんも36歳にして初のタイトルを経験した。クラシカルなCBだが、故に一芸に秀でる。対人の強さは未だ健在。

 

4 DF 藤本 康太 
タイトル獲得で号泣してた康太。セレッソ一筋13年目のシーズンは怪我からの完全復活を目指す。今年はW杯イヤーのおかげで何かとハードな1年になると思うので、動ける駒は多いに越したことはない。年イチミドルも期待。

 

5 DF 田中 裕介 
DFのユーティリティは尊い存在。死語かもしれないがポリバレントな選手とも言う。両サイドバックのバックアッパーとして、今季もフル稼働する。天皇杯神戸戦でロングスロー時に手が滑り、ボールを地面に叩きつけたゴリラ。

 

6 MF 山口 蛍 
背番号シャッフルにより、桜のダイナモは6番に戻った。10番がボール刈りまくる姿は斬新で良かったが。桜のゴリラが放つ年イチミドルはなんと昨季、アウェイ仙台戦とホーム浦和戦で計2発も飛び出た。年イチでないなら毎試合きっちり枠に飛ばしてください。

 

7 MF 水沼 宏太 
FC東京というお笑いクラブから完全移籍を果たした、昨季の影のMVPお湯沼。古巣絶対殺すマンとして、横浜FM鳥栖FC東京戦で得点に絡むなど、本当に大事な場面で貴重なゴールを決めた。それらは豊富な運動量を生かし、ボールに執着して諦めずに走り続けたからこそ生まれたゴールだろう。ジャイキリでも諦めずに走ったやつにボールは転がってくるって言ってたし。今季はアジアの舞台でも、ゴール・アシスト共に量産したい。

 

8 FW 柿谷 曜一朗 
ライバルチームやメキシコへの移籍報道もあったが、桜の申し子は悩み悩んで悩みすぎてちょっと痛い恋に恋する乙女みたいなコメント出して契約更新。たぶんピッチ内外で様々なタスクを与えすぎるとダメなんやろな。中間管理職もしてSHで上下動、守備時はバランスとって絞るポジショニングも意識しなさいってよりも、単純に奪ったら縦ポン入れるから前でフラフラしながら裏だけ狙っとけって最前線に置いとくだけだと2013年のように輝けるんやろな。シュートのアイディア、ボールコントロールは全く錆び付いていない。今季はキャプテンか現時点では決まってないそうなので、そういった重圧からは解放して健勇と2トップやらしてあげてください。

 

9 FW 杉本 健勇 
昨季は文句無しの活躍でキャリアハイのシーズンリーグ・カップ含め23発と、立派な数字を残した。夏はジローナ、冬はヘタフェと、スペインへの移籍報道が取り沙汰される中、怪我の影響もあり残留を決意。まあW杯後にスペイン行けば良いと思う。セレッソとしては、健勇流出覚悟の補強をしてるので、市場価値をW杯で高めてたくさん移籍金残してください。以上。

 

10 MF 清武 弘嗣 
昨季は怪我で離脱した期間も長く、フル稼働とはいかなかったが、ほんとにいるといないでチームが全然違う。タイトルがかかった試合のあった10月後半以降はよく働き、2冠に大きく貢献した。間で受けるのがやはり上手く、若手の2列目の選手は学ぶところが多いはず。ソウザがいるためにキッカーを任されるシーンは少ないが、ルヴァン準決勝1st legでは木本の勝ち越し弾をアシストした。蹴らせるとこれまた良いボールが放たれる。今季は背番号シャッフルの発端となり、10番を付ける。東アジア選手権は召集されるも、練習中の脳震盪で離脱してしまったし、W杯メンバー入りに向けて怪我のないように頑張ってほしい。 

 

11 MF ソウザ
神戸移籍の噂もあったバルボーザ・デ・ソウザは銅像を建てろと仰られたが、恐らく昨季の査定で給与アップ+ACL制覇で銅像を建造のインセンティブを与えられただろう。ソウザ=可愛いはサポーターの共通理解になりつつある。意外と野心家で、セレソンまでのし上がる算段もあるのだとか。背番号シャッフルでCMFらしからぬ11番を付けることとなった。蛍とリーグ屈指のボランチコンビを形成し、アジアの舞台でも大暴れしてほしい。

 

13 FW 高木 俊幸 
プロ野球選手高木豊の長男、トシくん。ムラっ気のあるドリブラーで、調子の良い時は強烈なゴールを決めたりする印象。東京V、清水で活躍し、浦和では決して成功とは言えない2年を過ごした。この浦和でパッとしなかった感じは関口そのものだ。関口ルートと名づける。しかし今や我が軍は、ユン再生工場と変貌を遂げつつある。山村、健勇と化けた流れでトシくんも魔改造されちゃってください。今のセレッソにいないタイプなので楽しみな選手の1人だ。

 

14 DF 丸橋 祐介 
アシスト王獲りたかったね。恐らくキャリアハイの成績を残した昨季。2014年降格した時に鹿島からのオファーを断り残留し(杉本選手は川崎へ個人残留を果たしました。)マルのセレッソ愛は本物だな。それが今こうやってタイトルを獲れて本当に報われてよかった。今季も不動のレギュラーとして安定したプレーをお願いします。

 

15 MF 木本 恭生 
大卒2年目の昨季はCBの位置で大ブレーク。ルヴァン準決勝2nd legの決勝ゴールは私の人生で5本の指に入るとても印象的なゴールになりました。山下や康太など、CBは層が厚いので厳しい競争が予想される。その中で木本はクレバーなタイプのCBとして他に無い存在。今野みたいになってくれ。

 

16 FW 片山 瑛一 
桃太郎の国、岡山から完全移籍。両足で蹴ることができ、FW登録ながらSBや、CBの位置でもプレーできるユーティリティ性を兼ね備えるのは早稲田卒故なのか。とってもとっても便利だぜコンチクショー。左足から繰り出されるドッカンミドルとロングスローが彼の印象だが、果たしてJ1の舞台でどれだけやれるか。当面は丸橋のバックアッパーと予想。

 

17 MF 福満 隆貴 
漫画のようなサクセスストーリーを歩む九州男児JFLからキャリアをスタートさせ、J1でゴールを決め、タイトルまで経験した。ここから先はそううまくいかないと思うが、プレーの精度を高め、主力から外れないようにするところが今季の目標か。あと、もう少し余裕のある感じでプレーして。頑張ってるのは大いにわかるけど、バタバタしすぎて観ててヒヤヒヤするんです。

 

18 FW ヤン ドンヒョン 
健勇流出に備え韓国からやってきた、ユンジョンファンの元教え子。韓国人FWらしく身体の強さを生かしたゴリゴリタイプか。チョドンゴンとか、イヨンジェとかそんな感じかしら。未知数。

 

19 FW 澤上 竜二 
昨季は怪我で出遅れ、その後もパッとしなかった。リーグ先発は鹿島戦1回だけかな。怪我さえしなければもっとやれると思うし、健勇の後釜として成長を期待したい選手である。竜二って名前がとても良い。

 

20 MF 酒本 憲幸 
チーム最古参も遂にタイトルを獲得。シャケはおじさんなのにいじられキャラ、ムードメーカーである。出番は減少の一途を辿るが、もう一花咲かせたい。

 

21 GK キム ジンヒョン 
韓国代表にも定着した守護神は昨季も不動のレギュラーでした。キックの精度がなんだか落ちた気がするけど、相当なやらかしもないのでまあ良しとする。W杯に向けて安定したプレーを披露したい。

 

22 DF ヨニッチ 
2年連続Kリーグベストイレブンの肩書きは伊達じゃなかったね。昨季はJリーグ優秀選手にも選出され、順風満帆なシーズンとなった。CK時はターゲットの1人として、健勇と共に猛威をふるった。ゴールパフォーマンスは力強く印象的で、すっかりサポーターを虜にしてしまった。ACLでは中国の強烈な助っ人外国人達を抑え込む活躍を。 

 

23 DF 山下 達也
昨季は怪我で離脱してる間に木本にレギュラーの座を掻っ攫われた。しかし、桜のサムライはこんなところでは終わらん。必ずレギュラーを奪い返そうと虎視眈々とヨニッチ、木本の隙を狙っているはず。ヨニッチは夏場にコンディションを落とした印象なので、出番は必ずやってくるはず。準備を怠らずその時を待て。

 

24 MF 山村 和也 
昨季はFW、トップ下、ボランチ、CBとセンターラインならどこでもプレーできるマンとしてブレーク。チーム内得点ランキング2位の8点はキャリアハイの成績。元日決勝では水沼の勝ち越しゴールをアシストした。ポテンシャルは高く、まだまだ可能性を感じる。
たまにサイコパスっぽい表情をする。

 

25 MF 山内 寛史 
J3で主力としてプレーし、天皇杯ではベンチ入りを果たした。今季はもっとトップに絡む活躍を期待。

 

26 MF 秋山 大地 
ルヴァン組の主将はボランチの3番手として台頭し、タイトル獲得に貢献した。立ち位置は変わらないだろうが、ターンオーバー制を用いる監督なので、必ずスタメンでプレーするだろう。攻撃面で物足りなさを感じるので、その辺りの能力を高めたい。

 

27 GK 丹野 研太 
GK2番手として、1年間フル稼働した。ルヴァン杯ではほとんどゴールを守り優勝に大きく貢献。下からの突き上げを払いのけ、ジンヒョンのバックアッパーとしてその椅子を守れるか。

 

28 FW 中島 元彦  
ユース期待のホープの1人がトップ昇格を果たした。主にJ3でのプレーとなるだろう。

 

29 DF 舩木 翔 
貴重なレフティサイドバックとして期待してる。がんばれ。 

 

30 MF 大山 武蔵 
北の大地からやってきた快速MF。SBとして育てたい的なことを聞いたけど、実際どうしてたんだろうか。観てないのでなんとも。

 

31 FW 山根 永遠 
なんか怪我したんだっけか。広島で将来を嘱望されていたようなのでポテンシャルはそこそこあるんだろう。若手の突き上げはいつでも欲しいので、頑張ってください。

 

32 MF 田中 亜土夢 
ムーミンの国からやってきた鉄腕アトム新潟時代は高卒から10番をつけるにまで至った選手。ハードワークはできる選手なので、SHの主力としてトシくんよりもユン監督のサッカーに適応しうるだろう。恐らくDAZNマネーで獲った選手。

 

33 FW 米澤 令衣 
昨季はレノファ山口からシーズン途中にレンタルバックされた。山口が成績不振で監督変えたので仕方ないですね。よーいドンで走るとトップスピードはかなりのもの。オフザボールの動きを磨き、主力に絡みたい。

 

34 FW 山田 寛人 
各年代の代表を経験した期待のホープ、ユース卒のアタッカー。まずはJ3で着実に経験を積んでください。

 

35 MF 沖野 将基 
攻撃的なポジションでプレーできるレフティ。キレのある動きからシュートは魅力的。

 

36 MF 斧澤 隼輝 
J3で主力としてプレーし、ルヴァンでは21歳以下の枠でトップでプレーした。小柄ながら迫力のあるアタッカー。準決勝では決定機を逸し悔しがる表情が印象に残っている。期待。

 

37 DF 森下 怜哉 
J3で主力としてプレーし、ホーム初勝利を決める劇的なゴールを記録するなど、実りのあるシーズンだったのでは。CBの層は厚いが割って入りたい。

 

38 MF 西本 雅崇 
昨季はリーグ戦ベンチ入り、ルヴァンではスタメンでプレーし、J1で試合に絡みながらJ3でもスタメンでプレーするなど、32試合に出場。貴重な経験を積んだ。ACLもある今季は更に出番が増えるだろう。

 

39 MF チャウワット  
タイリーグから送り込まれたムエタイ選手。というのは嘘で、各年代の代表を経験しているタイで将来を嘱望されるレフティのMF。過去に練習参加したこともあり、小柄ながら高い精度を誇る左足が武器。来日後、即タイキャンプに出発と、とんぼ返りし祖国の地を踏むこととなった。

 

40 FW 安藤 瑞季 
高校No. 1 FWの肩書きを持つゴリゴリマッスルプレーヤー。高校生なのに凄い身体をしている。身体ゴリラ。上背はないがパワフルなシュートが印象的だ。

 

41 MF 魚里 直哉 
ユース卒、大学経由で快速ドリブラーセレッソに帰還。高木長男が加入したとはいえ、生粋のドリブラーは今のセレッソには貴重な存在である。二列目の層は厚いので、まずはベンチ入りを目指し、ジョーカー的な感じになれれば。

 

45 GK 茂木 秀 
もぎしゅーは荻野賢次郎を感じるね。アンジュンスがレンタルで鹿児島に移籍したのでJ3で永石とレギュラーを争う。

 

46 FW リカルド 
背番号シャッフルで1番泡食ったんじゃないか、リカ。契約更新されるとは思ってなかったけど、控えに甘んじてもチームに残りたいと思ってくれたならそれはとても有難い。ヤンドンヒョンと共にトークっぽいダブルハイタワーの夢が膨らむ。

 

 

 

以上42名のレビューでした。

 

 

 

 

今季はACLもあり、W杯もあり、盛り盛りで過密日程で盛り盛りのシーズンであります。

 

 

 

おそらくリーグ戦の成績は振るわないかと思いますが、ACLは超楽しみです。

 

2011年、2014年とグループリーグは突破するものの決勝ラウンドはなかなか勝ち抜けないまるでCLのアーセナルみたいな感じですが今季は期待したいです。

 

では。